2005年04月14日
exhibition
先日、平塚市在住の書道家・秋田俊雄氏の個展を拝見してきた。秋田氏は、1974年より書道・陶・美術研究入木会を主催し、東京・神奈川を中心に個展開催を重ねる書道家(書道家というカテゴリーにはまるのかどうか)である。主な作品収蔵者には、スイス銀行やフランス・パリ大学なども含まれ国際的にも評価は高い。
そのときにお話しした中で、非常に興味深いお話があった。僕は、何もない真っ白い紙に、構図を決めてから書き出すものかと思っていたのが、そうではないみたい。最初に、一筆や一滴を落としてから構図を考えると。ほんとうは、小さな子供みたいに、出来上がりも何も考えずに書き終えることが出来たらそれが一番理想みたい。でも、だんだん経験を積んでいくと、頭でそうは考えていても、体(手)が動き出すと、経験の中のものをつくり出していることが多いとおっしゃっていた。
このことは、建築にもあてはまることだと思った。頭では、既視感のないもの(形態のことだけでなく、プログラムでもいいし、なんでもいいんだけど。)をと考えているが、いざスタディーし始めると、なかなか簡単にはいかない。ちょっとしたことなんだろうけどね。でも、そういったところを突き詰めていかないといけないと考えている。難しいけどねぇー、でも、だから面白いんだろけど。
こういうことを考え続けることが、また大事なことだともおっしゃっていた。確かに!
ということで今日も、考えながら仕事します。